戦地からのお手紙
以前、職場でお世話になった方が、相談したいことがあると教室を訪ねてきてくださいました。
お聞きすると、亡くなられたお母さんの遺品を整理していたら、戦地からのお父さんの手紙が見つかったとのことです。お父さんはそのまま戦争からは帰って来られず、その方は顔も写真でしか見たことがないとのこと。
そんなお父さんからの手紙は、伝えたいことがたくさんあったからでしょう、小さい字でびっしりと書いてあって、読み解くのは大変だったそうです。
24枚のはがきには、時には絵が描いてあります。
このはがきを身内の方には読んでもらったそうですが、できればたくさんの方に見てもらいたいというのが、ご相談の内容でした。生徒さんはすでにホームページをお持ちでしたので、そちらに特別にページを作って、それをSNSなどで配信されることになりました。ページが完成すれば、こちらでもご紹介したいと思います。
戦争を経験されている方が少なくなって、私たちが戦争の記録に触れることが少なくなってきています。こういった記録は残して、たくさんの方に見てもらえるようにしていきたいですね。