注文をまちがえる料理店って?

脳若トレーニングには、「音読」と言うのがあります。

子どもの頃には誰もが経験した「声に出して読む」ですが、大人になるとすることはないと思います。

音読は、黙読にはない作業(声に出す、耳で聞く)があるために、脳の活性化により良いといわれています。

認知機能を向上させるためのトレーニングとしての効果を認められています。

今日の脳若トレーニングでは「注文の多い料理店」をみんなで声をそろえて音読しました。声を揃えてと言うのもポイントの一つです。自分のタイミングで読むのではなく、みんなのタイミングにそろえるというのが脳を使うことになります。

ところで、話は変わってしまいますが…

「注文の多い料理店」ならぬ「注文をまちがえる料理店」と言うのを聞いたことはありませんか?

最近、色々なところで期間限定で取り組まれている活動です。

認知症の方が、ウエイトレスさん、ウエイターさんとなって、お料理の注文を取り、運んでくださいます。
認知症ですので、すぐに忘れてしまうこともあります。
注文と違う物が届いても、お客さんもそれを受け止めて、認知症の方を受け入れる社会を作りたいという想いで開催されます。

最近のニュースでは、運転を注意されて逆切れしたり、あおり運転をしてみたり…と寛容とは程遠い方の行動が報道されています。

優しい気持ちになれる「注文をまちがえる料理店」は素敵な取り組みですね。